【タルムード】説話11 あるラバイの最悪で最良の災難

雑記

こんばんわーくり坊です。

今日は「タルムード」の中から1つ説話を紹介します。
タルムード?って方は、ぜひこちらも→【タルムード】リスク・コントロール⁉ ユダヤ人の成功哲学の秘密

【あるラバイの最悪で最良の災難】
あるラバイが旅をしていた。
ラビ委は犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。
1日歩き続け、陽もとっぷり暮れたので、ラバイはその夜泊まる場所を探した。ほどなく粗末な納屋を見つけて、そこで寝ることにした。
しかし、まだ寝るには早いので、ランプを灯して聖書を読むことにした。
すると、まだ残っていると思っていたランプのオイルが切れて、灯りがふっと消えてしまった。ラバイは仕方なく早めに寝ることにした。その夜は本当に悪いことが重なった。
連れていた犬が毒虫に咬まれて死んでしまった。
次にオオカミが来て、羊も食べてしまった。朝になって、ラバイは空腹のまま出発した。
乳をくれていた頼りの羊ももういない。
少し歩いて、ある村の近くに来ると、ラバイは異様な気配に気づいた。
人影がまったくない。よく見ると、あちこちで村人が惨殺されていた。
前の晩に盗賊がやってきて村を襲い、村人たちを皆殺しにして、金品を奪っていったことを知った。彼は恐ろしさに打ち震えながら思った。
もしランプが消えていなければ、彼も盗賊に見つかっていたはずだ。
犬が生きていたら、キャンキャン吠えて、やはり見つかっていただろう。
羊も騒いで音を立てたに違いない。全てを失っていたからこそ、自分は助かったのだと。
そこでラバイは深く悟った。
「どんなに災難が降りかかろうと、人は希望を見失ってはいけない。最悪なことが最良のことだと、信じなければいけない」

ここで説話はおしまいです(‘◇’)ゞ

この説話で学べることは、

・物事には人知では、うかがうことの事のできない面がある。
・過酷な体験が成功に導く

POINTを解説!!

物事には人知では、うかがうことの事のできない面がある

この説話は、悪いことが重なっているように見えても、人知の及ばないところでもっと悪い事態から救われているかもしれないというユダヤの教えです。
このことは、ビジネスにも当てはまります。
何かトラブルが起こるたびに「大変だ」と、パニックを起こしていれば、ストレスが溜まるだけでなく、物事の本質さえ見えなくなってしまい、仕事が楽しくなくなります。
ユダヤ人は仕事でトラブルがあっても、もっと悪いことの防波堤だと考える。
悪戯にパニックにならずに、そこに新しいビジネスチャンスがあるかもしれないと考えを巡らす。
ユダヤ人は、世界で不幸な出来事が起こるのを最初に感じ取り、世界で幸福なことが起こるのを最後に味わう民族だと言われています。
この表現は、ユダヤ人が常に人とは別な見方をすることから来ています。

良いときは悪い時に備え決して浮かれず、悪いときは落ち込むことなく、最悪の出来事を防いでくれたと前向きに考える。

僕も最近こんなことがありました。

知人Aがスピード違反で捕まり、かなり落ち込んでいる時に知人Bが「大きな事故を起こす前に捕まって良かったやん、戒めやで」と言っているのを聞いて、確かにそうだなっと思ったことを思い出しました。

これも知人Aからしたら最悪な出来事だったかもしれませんが、もっと悪い出来事から救われていたのかも・・・

過酷な体験が成功に導く

ユダヤ人は物事を絶対あきらめない。
何千年もヘブライ聖書を大切にしてきて、自分の命も絶対にあきらめない。
起死回生のチャンスを何世代も我慢して待つ。
世界的な投資家のジョージ・ソロスという人は、投資家、慈善活動家としてよく知られています。
ソロスは、1930年ハンガリーのブダぺスト生まれで、ナチス・ドイツによるユダヤ人狩りに遭い、強制収容所行きは何とか免れたものの、父親とともに死体だらけの瓦礫の中を逃げ続けたという過酷な体験を持っている。ソロスは、「この時の経験に比べれば、後の金融市場でのどんなリスキーな体験も大したことではなかった」と語っている。

人生の暗い部分を生き抜いてきた人間の「しぶとさ」と同時に、だからこそ弱者への深い思いも持ち合わせている。

こんな経験は出来ない。こう感じた人も多いでしょう。

確かに日本という恵まれた国では、生まれた時から死ぬまで最低限の生活は保障されます。しかし、自分の中で起こった不幸なことの捉え方を変えて経験を積み重ねることで、人としてのブレない芯が出来てくるのではないかなと思います。今、大変だと感じることは未来への糧だと感じるだけで乗り越えれることも増えるでしょう。

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