【タルムード】説話12 ヘブライの王の助言『幸福と幸福感は別のもの-幸せの価値を見極める』

雑記

こんばんわーくり坊です。

今日は「タルムード」の中から1つ説話を紹介します。
タルムード?って方は、ぜひこちらも→【タルムード】リスク・コントロール⁉ ユダヤ人の成功哲学の秘密

【ヘブライの王の助言】
ある村に、毎日のように自分の不幸を嘆いている男がいた。男の言い分はこうだ。
「俺の家は狭いうえに、子供が4人もいて、おまけに女房が太っているので、自分は立って寝なければならない。ひどい話じゃないか。こんな狭い家に住む俺ほど、この世で不幸な人間はいないだろうよ」この不満を聞いたヘブライの王は、男のこう命令した。
「お前のその狭い家の中で、鶏を10羽飼いなさい」
王の命令に嫌々従った男は、こう不満を申し立てた。
「女房と子供だけでも足の踏み場もないのに、鶏10羽をそこで飼ってたら、私は糞にまみれて寝よと言うのですか。前よりも不幸になりましたよ」

これを聞いたヘブライの王は、更にこう命じた。
「それでは、鶏10羽に加えて、羊を10匹家の中で飼いなさい」
男は王の命令だから従ったが、国中の人間に向かって、自分は王の命令のおかげで世界で1番不幸な目に遭っていると、言い回した。

しばらくして、やっと王は
「鶏10羽と羊10匹は、家の外で飼ってよい」と命令を変えてくれた。
次の日、男は王のもとに、感謝の品々を持って駆けつけて、こう言った。
「私は大変幸せな男です。今や、私の家には家内と子供4人、広々と暮らせるようになりました。ありがとうございます」

ここで説話はおしまいです(‘◇’)ゞ

この説話で学べることは

・幸福と幸福感は別のもの-幸せの価値を見極める
・Gross National Happinessの意味を問う
・今ある生活を大切にせよ

ポイント

幸福と幸福感は違うもの

ヘブライの王と不満を持つ男のやり取りは分かりやすく例えたものです。
同じ家に住みながら更に不満が募る体験をさせて、元の生活がどんなに快適であったかを悟らせる。
つまり、幸福も別の角度から見れば不幸感に包まれることもあるし、不幸なことも別の角度から見れば幸福感で満たされることもあるということです。
持てないことを不満に思い物を欲しがると、今ある幸せには気付けません。

裕福な人ほど不満が多く幸福感が持てない

日本は裕福なのに先進国の中で「幸福感を感じる度合いが低い」というデータがあるそうです。
新しい情報がすぐに手に入るこの時代、自分と誰かほかの人を比べては不満が生まれる。
他人と比べるのではなく、自分自身がどう感じているのか自分自身が満足できる考え方をすることが大切ですね。
人と何かを比べだすとキリがありません。
上には上がいて、他人と比べるだけの人生になってしまいます。
それよりも自分の身の丈を知り、自分が満足できる人生を謳歌した方が幸せですよね(/・ω・)/

Gross National Happiness

ブータンのワンチュク国王が提唱しているGNH=国民幸福量は「貧しくとも、心が豊かであれば、それなりの幸福感のある社会が実現できる」というものだ。
ブータンでは、国民の多くが裸電球1本の貧しい暮らしをしているにも関わらず、9割の方は「自分は幸福だ」と感じていると言います。
自分の環境の中で不満を探すより幸福を探すことで今の生活がより良いものになるかも知れませんね!

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