【タルムード】説話6 神との交渉『しつこい交渉と少しの成果の積み重ね-ユダヤの漸進主義を仕事に活かせ』

雑記

こんばんわーくり坊です。
今日は「タルムード」の中から1つ説話を紹介します。
タルムードって?方は、ぜひこちらも→【タルムード】リスク・コントロール⁉ ユダヤ人の成功哲学の秘密

【神との交渉】
神-「ソドムの町は悪人で満ちている。すべて焼き払わねばなるまい」
アブラハム-「ちょっとお待ちください。もしソドムの町に50人の善人が残っているとしたら、神様は善人も悪人も一緒に焼き払うおつもりですか?」

神-「いいや、もし50人も善人がいるなら、町全体を焼き払うことはしない」
アブラハム-「私アブラハムは神様から見れば取るに足らないクズのような人間です。失礼を承知でもう一つだけお聞きしても良いでしょうか。50人と言いましたが、それから5人ほど少なかっただけならどうでしょうか。あまり変わらないと思いますが」

神-「うむ、45人くらいなら、その45人の善人のために町は救おう」
アブラハム-「失礼ながら、もう一つ聞いてもいいでしょうか。今、45人と言いましたが、それが5人ほど少なくても町を焼き払うのでしょうか。それが神様の正義というものでしょうか」

神-「うむ。40人も善人がいれば、ソドムの町を救ってもよい」
アブラハム-「神様、私も自分でも少しくどいと思っていますので、お怒りにならずにもう一つ聞いてください。40人から10人欠けて30人善人がいても、町全体を焼き尽くすおつもりですか?」

神-「いいや、30人いれば、町を助けよう」
こうしてアブラハムは、交渉し続け、最終的に10人善人がいれば町を焼き払わないという約束を取り付けたのだった。

今回の説話はここまで(‘◇’)ゞ
この説話から学べることは『しつこい交渉と少しの成果の積み重ね-ユダヤの漸進主義を仕事に活かせ』です。

相手が誰であってもあきらめない

この説話の背景は、ヘブライ聖書の創世記。
悪徳に満ちたソドムを神が滅ぼそうとするが、ユダヤ人の始祖であるアブラハムが、神と交渉してそれをやめさせようとする。
この説話の驚くことは、アブラハムが神と対等に取引していることである。
へりくだりながら、巧妙に神を交渉の場に引きずり出している様子が記されている。
50人から始まった交渉は、最終的に10人の善人がいれば町を助けると神の譲歩を勝ち取る。まさに粘り勝ち!!
聖書の話には続きがあって、アブラハムが交渉に骨を折ったものの、ソドムの町には10人も善人がいなかったようで、結局は神の怒りに触れて焼き払われてしまう。
この説話からは色んなことが読み取れます。
1つは「どんな相手であってもあきらめずに立ち向かえ」という実行する勇気です。
残念ながら最後の最後でアブラハムの交渉は頓挫しましたが、もし善人が10人いたら町が助かるチャンスはありました。

人間諦めたら終わり

同じことが2度起こった場合、ユダヤ人はどうするだろう。
「どうせあの時、神様は救ってくれなかったのだから、今回も失敗するに決まっている」と交渉をあきらめるだろうか。
答えはNOです。
日本には「人間あきらめが肝心」とありますが、ユダヤでは「人間あきらめたら終わり」と教えるそうです。
ユダヤ人の特性に漸進主義がある。少しずつしか進まないが歩みを止めない。
「あきらめる=止める」はあり得ません。
少しでも生き延びるチャンスがあれば、決してあきらめずに立ち向かっていく。

「少しの成果」を積み重ねる

ユダヤ人の交渉上手は、ヘブライ聖書で鍛えられている。
まず少しの成果で満足する。そして、次に時間をおいて相手の反応を見つつ、また少しの成果を得る。
アブラハムが5人ずつ神の譲歩を取り付けたように。
前の説話

にもあったように…とりあえず着実に手に入る成果を求める。これがユダヤ式交渉術の基本です。
この少しを、しつこく何度も繰り返す。これによって最終的には成果は大きなものになる。

舌の先に幸せがある

交渉の際、日本人はユダヤ流とは全く逆の方法を取る。
日本人は一般的に、交渉の時には大きく出し、交渉の上で譲歩していく。
このやり方が成功するには、1.000万という金額に相手が驚くことが前提である。
相手が交渉術を見透かしていれば、足元を見られ逆に手玉に取られる。
日本人の交渉術は単なる心理戦、はったりです。
相手の感情の動揺を誘って交渉を有利に進めようとするやり方で、感情に左右されない相手には通用しない。日本人以外、ビジネスの交渉に感情を入れ込む民族はほとんどいない。
ユダヤの交渉術は、落としどころなど最初からあり得ない。
漸進主義だから最初から少しずつしか要求しない。
論理作戦、理屈法で「A]がOKならば「A’」もOKではないのかと相手を倫理の罠に巻き込んでいく。決して成果を焦らず、少しの成果を積み上げる。その為にいくらへりくだろうと成果を上げる為のリップサービスなら惜しみなく相手に与える。
ユダヤ人は「多言民族」で、よく喋り、よく発言し、よく主張する。
ユダヤには「舌の先に幸せがある」という格言があります。
黙っていては幸せは逃げていく。少しずつ少しずつ永遠に、決して諦めず、あの手この手で言葉を駆使して幸せを手繰り寄せる、これがユダヤの交渉術です。

 

 

日本とは全く違った考えかたでびっくりしました(゚Д゚)ノ
倫理作戦、理屈法・・・
本を読んで知識を付けないと…
友達と喋って口論して言葉を使わないと…
すぐに身に付くようなことではありませんね(ToT)/~~~

今日からでも遅くないハズ…
コツコツと繰り返し交渉術を手に入れよう
タルムードによれば始めたのが遅いのは問題ではない
今日からやります(*^^)v

それでは、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました