【タルムード】説話10 2人の乞食『人とお金を動かす「仕組み」を作る-プラットホーム作りは人の心理を読んで動け』

雑記

こんばんわーくり坊です。

今日は「タルムード」の中から1つ説話を紹介します。
タルムードって?方は、ぜひこちらも→【タルムード】リスク・コントロール⁉ ユダヤ人の成功哲学の秘密

【2人の乞食】

中世のあるときに、2人のユダヤ人の乞食が、キリスト教王国フランスにやって来た。
2人は生き延びていくために、お金を集めようと考えた。
1人はユダヤ教の象徴のダビデの星を置いて、道端で恵みを乞うた。
もう1人は、十字架を布の上に置いて、道行く人に恵みを乞うた。当時のフランスは、キリスト教徒が圧倒的に多かったので、当然十字架を置いた方に多くの硬貨が投げられた。
十字架のユダヤ人にお金が貯まると、物陰でそのコインをダビデの星を置いている、もう1人のユダヤ人に渡した。
ダビデの星の方に硬貨が山と積まれ、十字架の方には全くないという状況をわざと作ったのだ。たまたま通りかかったキリスト教の神父が、十字架の方の布には全く硬貨がないのに、ダビデの星には山ほど硬貨があるのを見て、
「これはキリスト教徒の乞食の方よ、おかわいそうに。キリスト教の神父である私がユダヤ人に負けないくらいにお金をお恵みさせていただきます」
と言って、何枚ものコインを十字架の方の布に置いていった。こうしたことを何日も繰り返して、2人は商売を始める元手を稼ぐことができた。

ここで説話はおしまいです(‘◇’)ゞ

この説話から学べることは『人とお金を動かす「仕組み」を作る-プラットホーム作りは人の心理を読んで動け』です。

お金を生み出す「プラットホーム」作りを

これはユダヤの説話で、多くの人が乞食の前で足を止めてチャリンチャリンとお金を落とし続ける「プラットホーム」の作り方を教えている。
彼らがただ並んで物乞いをしているだけでは、その日の飢えをしのぐくらいのお金しかもらえなかった。
しかし、彼らは人々の心理を読み、どうすれば人が動くかを計算し、ユダヤ教の若者だけにお金が集まるのをキリスト教徒の人々が見過ごすわけがないと考え、ダビデの星を置いた方にお金を積むという演出をした。
見事に作戦勝ちをして、人が動かざるを得ない「仕組み」を考え出し、継続的にお金を稼ぎだすことに成功した。
経済用語で「プラットホーム」とは、他の産業の基盤になるような業種、仕組みのことです。
ユダヤ人の歴史を振り返ると、物事の根源を押さえる、プラットホーム的なビジネスに多く携わってきている。
銀行、証券といった金融業はお金の流れを押さえる基盤、根源となるものですし、物流業は物のなふぁれを押さえるものです。

努力を成果に結びつける

日本人はお金は額に汗して稼ぐものという道徳観から、この説話のようなお金の稼ぎ方を嫌うかもしれません。
あくまでも企業は、商品の安さと性能で競うべきだと良い商品の開発にエネルギーを注ぐ。
もちろん、そうした努力も大事だが、そればかりでは競合者がいくらでも参入して企業も人も疲弊してしまいます。
ユダヤ人はそうした消耗戦を出来るだけ回避します。
その為に商売の根源のルールや物資、道具、ノウハウを押さえると言ってもいいでしょう。
そして、独自の仕組みを作り、競争に巻き込まれない環境を作り、ノウハウをブラックボックス化、トレードシークレット化し、人に教えない。
これこそが、プラットホームつくりである。
この仕組みが機能するように作り上げるのは大変だが、出来上がれば大きな利益を生み続けるという大きなメリットがあります。

 

お金を稼ぐために努力は必要ですが、その努力が成果に結びつかなければ、ただ消耗するだけです。
ただ闇雲に働くばかりではなく、人の心理や行動を観察して、どうしたらその効率が上げるか、考えることが必要ですね。
誰かが考えた仕組みに乗るのではなく、自分自身でその仕組みを考え出す。
日々「なぜ?」と疑問を持ち、考えることで自分だけの仕組みのアイデアが生まれるかもしれません。
何でも疑問を持ち考え続ける、これこそビジネス成功の大原則ですね(*^^)v

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